ベースミュージックのその先を見据えるプロデューサーThrowing Snow来日公演が決定

ロンドンを拠点に活動し、あたかもベースミュージックのその先を見据えるかのような先鋭的サウンドで注目を集めている気鋭プロデューサー、Throwing Snowが、2年半ぶりの新作アルバム「Embers」のリリースを記念し、4/22(土)に来日東京公演を行う。

Throwing Snowの音楽性は、まずダブステップ、UKガラージ、ハウスからフォーク、パンク、ハードコア、メタル、そしてレゲエなど様々な音楽を吸収してきたというバックボーンから構成されており、それが独自性の高い彼の音楽を構成している。

2010年のデビュー以来、その音楽は、耳の早い音楽好きはもちろん、世界のクラブミュージックのトレンドセッターとして知られるGilles Petersonらからのサポートを得ており、これまでに数多くのラジオ出演や、Domino、Ninja Tuneといった大手レーベルのリミキサーとして活躍。また、世界の有名プロデューサーへの登竜門とも言える「Red Bull Music Academy」への参加や、人気音楽プラットフォーム「Boiler Room」でのパフォーマンスは話題を呼び、フロントアクトとして、Bonobo、Atoms For Peaceといったビッグネームの公演もサポートしてきたというキャリアを持つ。

では、そんなThrowing Snowのイベント前に押さえておきたいポイントはというと。。。

▷入門編に最適「Mosaic」

2014年にリリースされたアルバム「Mosaic」では、先述のようなあらゆる音楽を飲み込んだ上で、ベースミュージックを根底にしつつもIDM、エクスペリメンタルな要素を散りばめた、あたたかく柔らかでありつつも、何処か冷たさも内包した音色が特徴的なアルバムとなっている。そんな中でも特にオススメの曲が、シンガーのPYを迎えたこの曲だ。

▷世界の有名クラブfabricも認めた才能

Throwing Snowは、Left BlankとA FutureWithoutというレーベルの共同オーナーを務めているが、近年の自身の作品は、ロンドンにある世界のクラブシーンを代表するクラブのひとつfabricが運営するレーベルHoundstoothからリリースされており、この曲が収録された最新アルバム「Embers」もそちらからのリリースとなっている。

また、今回の公演は、大阪で先鋭的な電子音楽のイベントをこれまで行ってきたレーベル・イベント ”Perfect Touch” 共同主催で行われることになっており、電子音楽の名門レーベル「Project: Mooncircle」などからのリリースで知られるErik Luebs、日本における音楽コレクティヴの先駆け的存在「Cosmopolyphonic」より、Submerse、Fujimoto Tetsuro、RGL、Tidalが出演する。

ベースミュージックはもちろん、IDM、エレクトロニカからビートミュージック好きまで楽しめること間違いなしの内容となる本公演の詳細は下記のとおり。

PERFECT TOUCH FEAT THROWING SNOW

2017.04.22 (SAT) OPEN: 22:00
ADV:2200yen
W/F: 2500yen
DOOR:3000yen

TICKET:
Resident Advisor
Peatix

LINEUP:
Throwing Snow (Houndstooth / UK)
Submerse
Erik Luebs
Fujimoto Tetsuro
RGL
Tidal
Dejamais (VJ)
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