孤高の天才Nathan Fakeがオーディオ・ヴィジュアル・ライヴで登場

ダンスミュージックシーンの鬼才James Holden主宰レーベル「Border Community」から、2000年代初頭にデビューシングル”Outhouse”をリリースして以降、同レーベルを代表するアーティストとして活躍を続けてきた孤高の天才、Nathan Fake。そんな彼が古巣を離れ、新たに名門Ninja Tuneと契約し、5年ぶりにリリースした新作アルバム「Providence」を引っさげ、5/19(金)にCircus Tokyoに登場する。

今回のイベントの見所は、「Providence」を引っさげてのオーディオ・ビジュアルライブセット。また同作は、レーベルを移籍してのリリースが話題となったが、Nathan Fake作品としては初の試みとなる、エクスペリメンタル・ポップ・バンド、BraidsのシンガーRaphaelle Standell-Prestonを迎えたRustieやHudmo好きに直撃しそうな「RVK」、Prurientとの「DEGREELESSNESS」といった、エモーショナルなシンセポップ調の曲も収録されているので、ライブの山場でプレイされるであろうこれらの曲はイベント前に是非、押さえておきたいところだ。

その他にNathan Fakeを知る上で外せないポイントを挙げると、

▷大傑作「The Sky Was Pink」

2004年に発売されたシングルで彼の代表作にして傑作のThe Sky Was Pinkだろう。この曲は当時、プログレッシブハウス、テクノといったジャンルの壁を越えてヒットを記録。そのJames HoldenによるRemixも有名DJのDJ Mixに多数収録されるなど彼の名前を一躍有名にした金字塔的作品。

▷ライブの定番「Outhouse」

もうひとつ、デビューシングル「Outhouse」も忘れてはならない彼のキャリアにおける重要な作品だ。こちらのオリジナルは、壮大なスケール感のプログレッシブハウスとなっているが、今でもアップデート版が、ライブの定番曲になっている人気曲。

そして、Nathan Fake本人もあまり公開することがないと語っているが、ホームリスニングを意識したというDJ Mixが最近XLR8RのPodcastで公開されたばかり。序盤はアンビエント、中盤以降はIDM、エクスペリメンタルなベースミュージックで構成されたものとなっているので、気になる人はイベント前にチェックしておくと、当日は、さらに深くNathan Fakeの世界に浸れるはず。

また、当日のメインフロアには、これまでに世界的なレーベル「International Feel」や、「Ostgut Ton」などから良作をリリースしてきた日本を代表するハウス/テクノプロデューサーのGONNO、Oiran MusicのSakiko OsawaらがサポートDJとして出演することが決定しているので、こちらもお見逃しなく。

その他のイベントの関する詳細は下記のとおり。

NATHAN FAKE ”PROVIDENCE” Release Tour in Tokyo

2017/05/19
OPEN 23:00
ADV: ¥2800
DOOR: ¥3500

TICKET
チケットぴあ : Pコード 327-401
e+
PeaTiXチケット

GUEST:
Nathan Fake – Live A/V –

B1 FLOOR:
GONNO
Sakiko Osawa
Frankie$
Maho

1F LOUNGE:
Jun Oikawa
Lapin
Lady Citizen